土井良典
生まれつき骨がもろいため、成育に影響を及ぼす難病「骨形成不全症」を抱えながら、東京五輪・パラリンピックの運営ボランティアを予定していた女性が愛知県岡崎市にいる。障害者支援などを手がけるNPO法人岡崎自立生活センター「ぴあはうす」の高橋美絵理事長(43)だ。
身長94センチ。けがをしないよう、電動車いすでの生活が続く。「『普通の体だったら』と考えたことはあるけど、それを言ってもしょうがない。歩いたことがないのに、歩きたいと思わないでしょ」と高橋さん。
「障害があっても、みんな(健常者)と同じように興味あることや、やりたいことはあるんです」。パラリンピックの自転車競技(静岡県伊豆市)で観客の案内係を予定していた。開催の延期は残念だったが、今の世界を見れば自然に受け入れられたという。
浜松市出身で中学までは養護学…
残り:574文字/全文:920文字
【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら
速報・新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報
「SKE須田さんと金属アレルギー」などをまとめました。一気に読みたい方はこちらから。
高齢者の医療や介護、健康にフォーカスした専門記事です。
インフルエンザの対処法や注目の新薬「ゾフルーザ」をめぐる最新情報をまとめました。