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 新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、世界経済が停滞したため温室効果ガスの排出が大幅に減る見通しだ。しかし、コロナ危機が終わって、反動が出るおそれがある。これからも続く気候危機に対処するためには、各国の経済対策がカギになる。

 国際エネルギー機関(IEA)が4月30日に発表した「世界エネルギー・レビュー」は、2020年のエネルギー関連の二酸化炭素(CO2)の排出量が、前年比8%減になると推計した。史上最大の下げ幅だという。

 背景には新型コロナウイルス対策による都市封鎖(ロックダウン)や渡航規制など、経済活動の停滞がある。エネルギー需要は全世界で6%下がる見通しで、08年のリーマン・ショック時の7倍の減少幅になるという。米国で9%減、欧州で11%減と先進国がより影響を受ける。

 発電部門では特に石炭と天然ガ…

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