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 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて休校していた北九州市の市立小中学校で18日、分散登校が始まった。児童・生徒は1カ月半ぶりの登校に少し緊張しつつ、クラスメートとの再会に笑顔を見せた。福岡県立学校などでもこの日、分散登校が始まり、「特定警戒都道府県」の一つだった福岡でも学校現場が徐々に再開に向けて動き出した。

 北九州市小倉南区の市立徳力小学校では、教室内での密集を避けるため、全校児童462人を地域で分け、この日は135人が登校。自宅で検温をしていない児童は体育館で検温してから教室へ入った。残りの児童も20日までに登校し、25日から授業が再開する。

 休校中の4月上旬に行われた始業式以来の登校で、1年生が登校するのは初めて。岸下宣之校長は「少し緊張していたようだが、子ども同士では笑顔もみられ、ほっとした。分散登校では、25日からの通常登校に向け、児童の心身のケアに努めたい」と話した。

 福岡市立学校では21日から分散登校を始める。山口県内では、14日に下関市立の小中学校で授業が始まっており、各地で段階的に学校生活が再開しつつある。(城真弓)