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　タイで17日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために営業を禁じられていた百貨店やショッピングモールが、約2カ月ぶりに再開した。新規感染者の数が1桁台の日が続いていることを受け、政府が規制を緩和した。店側は入念な感染防止対策を施しながら、久しぶりとなる買い物客らを迎え入れた。

　バンコク中心部にある大型ショッピングモール「セントラル・ワールド」にはこの日、再開を知らせる大きなサインボードが掲げられ、午前10時の開店前から買い物客らが行列をつくった。客らはマスクの着用が求められ、入り口で検温や手の消毒をする。さらに入退店時には、スマートフォンでQRコードを読み込んで時間を記録する。

　建物の中はこまめに消毒し…