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 防衛省は18日、東京・市谷の本省で、陸上自衛隊が今年度から導入する新しい小銃を報道公開した。小銃の更新は31年ぶり。中国の海洋進出を念頭に重要性を増す南西諸島の防衛を意識し、現行のものより水に強くさびにくい作りになっているという。

 新小銃は導入年度にちなんで「20式」とされた。1世代前の「89式」と同じ豊和工業(愛知県)製。有効射程などの性能や価格を勘案し、海外製を含めた3種類から昨年末に選定した。長さ約78センチ、口径5・56ミリ、重さ約3・5キロで、一丁約28万円。防衛省は今年度、約9億円で約3千丁を購入し、来年度から部隊への配備を始める。

 東シナ海で動きを活発化させる中国を念頭に、陸自は近年、部隊を南西諸島へシフトさせている。これに伴い20式は、離島に上陸する水陸両用作戦などを想定し水への耐性を高めた。(伊藤嘉孝)