広島の査定担当者が突撃カメラマンに! 選手情報を発信

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藤田絢子
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 新型コロナウイルスの感染拡大で、プロ野球は試合はおろか、開幕日すら定まらない。球場に行けず、悶々とした気分になっているファンに、どう野球の楽しみを届けるか。選手だけでなく、スタッフたちも「いまできること」を模索している。

 「どのくらいの期間(ヒゲを)伸ばしたらこのくらいになる? (手入れは)シャンプーしてるの? コンディショナーも?」

 広島の新外国人投手DJ・ジョンソンは3年間伸ばし続けたヒゲがトレードマーク。そんな助っ人に突撃取材を試みたのは、広島で選手の年俸の査定を担当する井生(いおう)崇光・1軍管理課長(39)だ。ハンディーカメラ片手にどんどん質問を投げかける。

 開幕せず、カープロスになっているファンのため、広島は3月末、公式ホームページ上にブログ「走れイオウ!」を立ち上げた。井生さんは広島の元選手。2012年の引退後も職員として球団に残り、昨年まで7年間スコアラーとして働いてきた。今季から査定担当だが、開幕前にリポーターを買って出た。その狙いを「ファンの方も自宅で過ごす時間が増えている。選手の明るい話題を知りたいと思うので提供したい」と話す。

 動画以外では、球団カメラマ…

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