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 来月告示の東京都知事選をめぐり、自民党の下村博文選挙対策委員長は18日、首相官邸で安倍晋三首相(自民党総裁)と会談し、独自候補の擁立を見送る方針を確認した。立候補が確実視される現職の小池百合子知事に勝てる候補が不在なうえ、新型コロナウイルス対策に追われる小池氏との対決を避けるべきだと判断した。

 都知事選は来月18日告示で、7月5日の投開票。この日、下村氏が安倍首相に候補擁立を見送る考えを伝えたところ、首相は「やむを得ない」と応じたという。都は現在も緊急事態宣言の対象で、下村氏は会談後、「(自民として)候補者を立てて選挙ができる状況ではない」と記者団に語った。

 自民側は小池氏の立候補は既定路線と見ており、小池氏から支援を要請された場合、「応じるべきだ」(党幹部)との声も強い。