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 航空自衛隊の府中基地(東京都)に18日、宇宙作戦隊が新設された。宇宙を専門に扱う自衛隊初の部隊で、人工衛星に宇宙ごみがぶつかる危険がないかを監視する。ただ、必要なシステムはまだそろっておらず、3年ほどは本格稼働への準備期間となる。

 東京・市谷の防衛省でこの日、式典があり、河野太郎防衛相が初代隊長の阿式(あじき)俊英・2等空佐に隊旗を授与。河野氏は「新たな安全保障環境に一刻も早く適応するため、早急に宇宙状況監視などの体制を構築しなければならない」と訓示した。

 宇宙空間では、スペースデブリと呼ばれるロケット部品や寿命を迎えた人工衛星などのごみが増え、ぶつかって衛星が壊れる懸念が高まっている。壊れれば気象観測やスマートフォンの位置情報など広い分野に影響がある。防衛上の情報収集もできなくなり、北朝鮮のミサイル発射への対応にも影響しかねない。

 そうならぬよう新部隊は、衛星に危険が迫っていないかの監視が任務となる。中国やロシアは他国の衛星を攻撃できる「キラー衛星」や、地上と衛星との通信を妨害する技術を開発しているとも言われ、これらから日本の衛星を守る策を練ることも役目だ。

 ただ必要な環境整備はこれから…

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