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 トキの羽毛に寄生するウモウダニの一種「トキウモウダニ」。共生していた日本産トキの絶滅により、絶滅していたことが、法政大学などの研究チームの調査で分かった。この調査結果を受け、3月末に公表された環境省のレッドリストで「野生絶滅」から「絶滅」に変更された。

 島野智之・法政大教授によると、ウモウダニは、様々な鳥の羽につき、羽のカビや古い皮脂を食べ「掃除屋」の役割を果たして鳥と共生している。その一つのトキウモウダニは、2003年に絶滅した日本産トキと共生していた。

 島野教授と脇司・東邦大講師が、環境省のレッドリストを見直すために18年に行った佐渡トキ保護センターでの現地調査で、1995年に死んだ雄「ミドリ」と、日本産最後となった「キン」の羽根計17枚から68匹のトキウモウダニが見つかった。

 一方、2003~18年に国内で死んだ中国由来のトキの羽根計556枚からは、1万7800匹のウモウダニが見つかったが、いずれも別のウモウダニだった。ケージに残った羽毛くずやほこりなども調べたが、トキウモウダニは確認できなかったという。

 日本産トキと交流があるロシア…

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