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 新型コロナウイルス感染拡大防止のため市立小中学校の臨時休校が続いている奈良県大和郡山市では18日、6月1日からの段階的な学校再開に向けて、週2回だけ登校する「準備期間」に入った。

 この日は、小学校11校のうち6校、中学校5校のうち3校が登校日。このうち、市立矢田小学校(同市矢田町、児童208人)では、登校してきた児童たちを校舎玄関前で先生たちが出迎え、自宅で毎日つけている体温チェックシートを1人ずつ確認した。

 みんなが顔を合わせるのは、4月14日の登校日以来。休みをどう過ごしているか尋ねると、「勉強とゲーム」「毎日勉強して、土日はきょうだいで遊ぶので退屈しない」などと笑顔で話していた。

 人数が多いクラスは机の間隔を空けるため、空き教室を利用してグループ分けし、3年1組(32人)も2室に分かれた。先生は片方の教室で話し、隣室のクラスメートたちにはマイクとカメラでモニター画面に中継。「おしゃべりをする時は、間を空けよう」などと呼びかけた。午前11時まで家庭学習の説明などをした後、下校した。

 佐野雅世校長は「休校中に学年も担任も変わったので、子どもたちは緊張していた。心のケアもしていきたい」と話した。(伊藤誠)