警察署に車突っ込む 公務執行妨害容疑で19歳少年逮捕

能登智彦
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 19日午前0時40分ごろ、広島県福山市三吉町南2丁目の県警福山東署の玄関に軽自動車が突っ込んだ。当直の巡査長が、そばにいた自称福山市の工員の少年(19)に事情を聴こうとしたところ、少年が巡査長を殴ったとして、署はこの少年を公務執行妨害容疑で現行犯逮捕し、発表した。

 署によると、少年は巡査長の顔を手で1回殴った疑いがある。巡査長にけがはなかった。少年は殴ったことを認めているという。

 署の玄関は道路の出入り口から数メートル南に離れた位置にある。当直の巡査長がドンという大きな音に気づいて外に出ると、玄関に車が正面から突っ込んだ状態で止まっており、運転していたとみられる少年がそばに立っていたという。

 署は、玄関を壊した容疑でも調べている。(能登智彦)

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