清野貴幸
赤身肉の人気が続くなか、今春から高知県で始まった赤身肉の格付け制度で18日、初めて最高水準に達した肉が登場した。最高クラスは「R5」と「R4」の2等級あり、18日の競りに出された枝肉は2番目に良いR4と評価された。
格付けは、JA高知県(高知市)が4月から導入している「TRB(Tosa Rouge Beef)格付(かくづけ)」。出荷時の月齢が29カ月以上の牛を対象としている。
高知県は熊本県と並んで赤身肉が特徴の褐毛(あかげ)和牛の産地だ。「土佐あかうし」のブランドで全国展開しているが、和牛の世界では、「霜降り」で知られる黒毛和牛に比べ、需要も知名度も水をあけられている。高知県独自の格付けで、肉の品質をアピールし、ブランド力を高める狙いがある。
制度が始まって10回目となった18日の競りでは、土佐あかうし5頭が競りにかけられた。JA高知県によると、このうちR4と認定されたのは、2頭分の枝肉計約1トン。約480キロの枝肉が1キロ当たり1660円、約530キロの枝肉が同1550円の値を付けた。
A5などのランクで知られる公…
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