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 新型コロナウイルスから命を守る最前線は、医療現場ばかりではない。特に重症化しやすい高齢者向けの住宅も感染を防ぐ取り組みを急ぐ。政府の支援が十分に行き届かず、資材やノウハウも不足するなか、手探りの作業になっている。

防護服なく レインコートで代用

 千葉県を中心に10カ所あるサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)「銀木犀(ぎんもくせい)」を運営する下河原忠道さん(48)は、目を保護するフェースシールドを取りつけたマスクを手作りしている。透明のフィルムを加工し、ホチキスで使い捨てマスクにとめる。1時間にできるのはせいぜい50枚だ。

拡大する写真・図版手作りのフェースシールド付きマスクをつくる下河原忠道さん=千葉県浦安市

 銀木犀は、訪問介護事業所を併設した住宅を展開する。平均年齢85歳の入居者は個室で暮らし、必要な介護サービスをスタッフが提供している。

 入居者の発熱は珍しくない。今…

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