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■自民党の世耕弘成参院幹事長(発言録)

 (新型コロナウイルスの感染拡大で)これだけ経済が苦しく雇用環境が厳しくなっているなかで、国家公務員や地方公務員だけ給料も下がらないまま、5年も定年延長されて良いのか。それだけの仕事があるなら、いま雇用を失った若い人や就職氷河期のまま正社員に就業できていない人たちこそ、公務員として採用することも考えなければいけないと思っている。

 あえてこれまでは、閣議決定され、(自民党)総務会で私も了解した法案であったから言ってこなかったが、そもそも国家公務員、地方公務員の定年延長は人手不足の経済環境、雇用環境を前提に議論されてきたテーマだ。いまその前提条件が大きく変わった。

 今回、継続審議となったことを契機に、その点もしっかり議論し、国民の理解を得られるのか(考えるべきだ)。秋の(臨時)国会で議論と言われてるが、秋は新型コロナの影響を受けて雇用環境が本当に厳しくなっている時期。そういった時期に国家公務員の定年を5年も延長する、地方公務員の定年を延長する議論が本当に成り立つのか。しっかり考えていく必要がある。(19日の記者会見で)