[PR]

 東北・北海道、上越、北陸、秋田、山形の各新幹線の運行本数を約4割減らすとしていた方針について、JR東日本が見直しを検討している。新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が39県で解除された後、新幹線や在来線特急の利用者が増えているためだ。

 解除される地域が広がれば利用客がさらに増える可能性もあり、JR東は21日から予定していた28日以降の指定席販売を見合わせる。利用状況を見極め、今後の方針を発表する。

 JR東は、感染拡大で利用客が減り続けたことから、新幹線の運行本数を6割に減らした28日以降の臨時ダイヤを発表。中央線と常磐線の特急も2割減らすとしていた。しかし、39県で宣言が解除された後の15~18日には、新幹線と在来線特急の利用客が前週から2~3割増えたという。

 一方、11~15日の通勤時間帯、山手線の利用客は2月初旬から64%減で大型連休明けの前週(63%減)とほぼ変わらなかった。主要駅では、宣言が続く首都圏で利用者に大きな変動はなかったが、解除された地域は11~15日の秋田駅が前年比57%(前週34%)、仙台駅で同36%(前週31%)など、減り幅が縮小する傾向がみられた。(一條優太)