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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で家計やバイトの収入が激減し、「コロナ中退」の危機にある大学生らを支援しようと、兵庫県明石市は19日、前期学費分として100万円を上限に無利子で貸与すると発表した。市は1日から50万円を上限に貸与する取り組みを始めたが、不足するケースもあり金額を引き上げた。

 対象は明石市に在住、もしくは住民票のある、大学生、専門学校生、定時制・通信制高校生など。保証人は不要で、返済は在学中は猶予し、卒業後5年以内をめどにしてもらう。

 1日からの取り組みには、これまで100件余りの問い合わせがあり、薬学部や看護学部などでは前期学費が100万円近くになることもあるという。泉房穂市長は「学生の不本意な退学を防ぎたい。加えて、今まさに医療従事者を志す人を支えないといけない」としている。(天野剛志)