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 三菱重工業長崎造船所香焼工場(長崎市)に停泊中の大型クルーズ客船コスタ・アトランチカ(イタリア船籍、8万6千トン)で乗員の新型コロナウイルス感染が発覚して20日で1カ月。診療支援に当たる医師らが岸壁で報道陣の取材に応じ、感染疑い例の相談先が船側に十分伝わっていなかった可能性を指摘した。

 取材に応じたのは感染確認直後に長崎入りし、岸壁で現場指揮をとる厚生労働省DMAT事務局の小早川義貴医師ら。船医の要請に応じ、入院の調整や薬の処方に対応する一方、20人程度を診察したという。

 クルーズ船の集団感染を巡っては、4月19日に長崎市保健所に発熱者の検査依頼があり、20日に1人の陽性が判明。25日までに乗員623人中148人の感染が相次いで分かった。

 小早川医師によると、クルーズ船側は市保健所と連絡をとる数日前から、発熱した乗員について港湾関係者に相談していたと説明。民間医療機関の受診を模索したものの、結果的に断念したという。小早川医師は「相談を(行政検査を担う)保健所につなげるというフローがうまく機能しなかったようだ」と話した。ただ、船は発熱者を個室隔離していたため、この遅れによって感染が拡大した可能性は低いとした。

 1度目の検査で陰性だった乗員…

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