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 4月下旬から、国指定史跡の甲府城跡(甲府市)そばにある建物の窓の明かりで、夜になると「ウ」「A」などの文字が現れるようになった。

 「城のホテル甲府」。3月に開業予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期を余儀なくされた。観光客をもてなすはずだった客室には、すでに家電やベッドが置かれている。

 「今だからこそできることはないか」と従業員の一人が提案。客室をともし、窓の明かりで文字を作ることにした。

 「ウチニイヨウ」「ONE FOR ALL」と1日1文字ずつを作った。看護の日の12日から16日まで、医療従事者への感謝を表すため、青いハートと十字が浮かび上がった。

 現時点では6月中の開業を予定する。久保田智則支配人は「あともう一踏ん張り。明るく前向きなメッセージをともせる日が早く来てほしい」。(市川由佳子)