平岡春人
「アンネの日記」の著者アンネ・フランク(1929~45)ゆかりのバラ約10株が、聖イエス会高松教会(高松市昭和町1丁目)の花壇で見頃を迎えている。
アンネは第2次世界大戦中、ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害の犠牲になった。ベルギーの育種家が彼女をしのんで作ったという「アンネのバラ」は開花直後の花弁は黄色で、徐々にピンク、赤へと変化する。
日本には72年、アンネの父、オットー・フランク氏から贈られ、各地に広まった。その前年、欧州などを訪ねて各地で公演した聖イエス会(本部・京都市)の合唱団とイスラエルで偶然出会い、交流が続いた。
高松教会の牧師、左近悦生(さ…
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