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 緊急事態宣言の解除に伴い、臨時休館していた奈良県内の文化施設などが19日、再びオープンした。いずれも感染防止を徹底しながらの再開。今後は状況を見ながら、通常の状態に戻すタイミングを計る。

 2月28日から休館していた県立万葉文化館(明日香村)では、特別展「遊べる浮世絵展」を鑑賞できるようになった。マスク・手袋に加えて、顔を覆う器具をつけたスタッフが、入館者に手指消毒をしていた。館内では感染防止のため、映像ホールや一般展示室などは当面閉じる。

 この日は、県立美術館、県立図書情報館、県コンベンションセンター(いずれも奈良市)も再開。美術館も特別展を始めたが、講演会などの関連イベントは中止し、休憩室の利用は停止する。図書情報館も一部施設やサービスの利用を中止するが、本の貸し出しを5冊から10冊、期間は15日から30日にそれぞれ倍増する。1回の来館でできるだけ多くの本を自宅で楽しんでもらう。通常体制に戻っても続ける予定だ。

 古代の歴史遺産めぐりを楽しむ人も多い明日香村では、大型連休中に閉じていた国営飛鳥歴史公園の無料駐車場が使えるようになった。人気の石舞台古墳は、23日から入場できるように準備している。(清水謙司)