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 新型コロナウイルスの感染終息がなかなか見通せないなか、ソフトダーツのゲームが人気を集めている。「巣ごもり」でも手軽に楽しめ、体を適度に動かせるためらしい。伊賀ゆかりの忍者をモチーフにしたゲームも好評だという。忍者の気分になって、的に狙いを定めてみては――。

 矢を放つ代わりに模擬手裏剣を投げる「ニンジャトレーナー」。ゲーム機器やゲーム用ソフトウェアの企画や販売などを手がけるダーツライブ(本社・東京)が売り出した。

 三重県の鈴木英敬知事が会長を務める「日本忍者協議会」から、忍者のトレーニングアイテムとして公認を受けている。伊賀市で2月に開かれた第11回全日本忍者手裏剣打(うち)選手権大会の会場にも置かれ、参加者が競技の合間に技を競った。

 柔らかい素材でできた手裏剣を的に投げて、家庭用では4ラウンドの合計点数を競う「集中芯打」、ラウンドごとに指定された三つのエリアを狙う「目標撃破」の二つのゲームを楽しめる。ゲームセンターに置くアーケード版もある。

 ダーツライブによると、同社の別の家庭用ダーツボード製品2機種は、3月販売台数が前月比で65%増。前年3月比では6倍以上の売れ行きを記録。4月も前年比6倍以上だった。ダーツバーの愛好家らが家庭で熱中しているらしい。

 同社はニンジャトレーナーを「スポーツ手裏剣」を広めるためのアイテムと位置づけている。アーケード版では、ゲームセンターや忍者関連施設での普及をめざしている。

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 ニンジャトレーナーを監修した忍術研究家で、伊賀流忍者博物館(伊賀市)の名誉館長を務める川上仁一さんは「コロナ禍で閉じこもっても、耐えてじっと精進するのはまさに忍者の生き様」と指摘。「ゲームで心身ともにリフレッシュしてもらえれば。忍びの道を究める際の忍者入門にも役立つ」と話している。(藤井匠)

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