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 韓国で20日、新型コロナウイルスの影響で3月初めから中断していた高校3年生の通常授業が再開された。集団感染を防ぐため、小中高校の全学年で段階的に現在のオンラインから教室での授業に切り替え、6月8日までにすべて通常に戻す予定だ。

 ソウル中心部の公立高校ではこの日朝、高校3年生が続々と登校。校門前で教職員が生徒一人一人に「久しぶり」「元気だったか」と声をかけながら、体温測定を行い、消毒液を手にかけていた。男子生徒は「新型コロナウイルスが収まっていないので少し怖いけど、大学受験があるので勉強をしないといけない」と話した。

 韓国政府は学校に対し、登校時に児童・生徒の発熱検査を行うように指導。37・5度以上の熱や疑わしい症状があれば、隔離し、保護者に連絡するよう求めている。

 登下校時と教室内ではマスク着用を徹底し、校舎の窓は冷房稼働時でも開放。感染が判明した場合は、すぐに全校児童・生徒と教職員を帰宅させる。(ソウル=鈴木拓也)