5歳次女を「ごみ箱に入れた」 傷害の疑いで両親逮捕

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 当時5歳の次女をごみ箱に入れ、頭部をペットボトルでたたいて打撲などで全治2週間のけがを負わせたとして、神奈川県警は20日、同県海老名市のいずれも飲食店従業員の両親を傷害容疑で逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。40代の父親は「たたいたが(回数は)多くはない」、20代の母親は「ごみ箱に入れた」と話し、容疑を認めているという。

 捜査関係者によると、2人は共謀し3月10日夜、同市内の自宅アパートで次女の全身をごみ箱に入れてごみ袋の口を縛ったり、ペットボトルで数十回たたいたりして、頭や足に打撲などのけがを負わせた疑いがある。次女はその後、自力で抜け出した。

 同県厚木児童相談所が3月13日に県警海老名署に通報していた。県警は、日常的な虐待がなかったかなども調べる。

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