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 東海道、山陽、九州の各新幹線で20日、車内に大きな荷物を持ち込める「特大荷物スペースつき座席」がスタートした。縦、横、高さの3辺の合計が160センチを超える「特大荷物」を指定席に持ち込む場合は、事前に予約が必要になった。

 指定席の一部車両では、一番後ろの列が「特大荷物スペースつき座席」に指定されている。事前に予約しておけば、座席裏のスペースをキャリーケースなどの荷物置き場として使うことができる。予約すれば追加の料金はいらないが、予約せずに特大荷物を持ち込むと1千円の手数料がかかるので注意が必要だ。3辺の合計が250センチを超える荷物は持ち込めない。

 対象の座席は「のぞみ」が42席、「ひかり」が32席、「こだま」が17席か22席など。この仕組みは、今夏に予定されていた東京五輪・パラリンピックを前に、大荷物を持った外国人観光客らが増えることを想定して取り入れた。

 20日午前に利用した栃木県那須塩原市の会社員、玉田茂光さん(44)は「出張の時に重い工具が入ったキャリーケースを持ち運ぶので、もともと後部座席を予約していた。これからも使います」と話した。(一條優太)