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 日本財団は20日、東京都内で新型コロナウイルスの入院患者を受け入れている200医療施設に、1施設あたり100万円分のタクシーチケットを配ると発表した。また、患者の移送用に空気の流れを遮断するボードや空気清浄機を設置したタクシーを100台用意し、医療機関の求めに応じて提供する。費用は最大で10億円規模になるという。

 タクシーチケットは医療従事者の通勤用で、利用期間は6月2日~8月31日。今月25日から日本財団のホームページで申請を受け付ける。患者向けのタクシーは医療機関が専用のコールセンターに電話し、配車を依頼する。対象地域は都内が中心で、6月から来年3月まで続ける。

 費用は主に一般から募った寄付をあてる。寄付は4月から5月20日までに8億5900万円が集まった。

 この日会見した笹川陽平会長は「第2波、第3波に備えた仕組みづくりの意味合いもある。需要があれば東京以外でも検討したい」と話した。(西村奈緒美)