[PR]

 新型コロナウイルスの影響で、飛沫(ひまつ)感染を防ぐフェースガードが不足していることを受け、大阪府和泉市の企業3社が協力し、眼鏡やマスクに簡単に取り付けられるフェースガードを開発した。3社の社長が19日に岸和田市役所を訪れ、500枚を寄付した。

 薄さ0・075ミリの透明フィルムで、眼鏡のつるやマスクのひもをフィルムの穴に差し込むだけでフェースガードとして使える。

 中心になったのは和泉市の「コーヨウ加工」。接着剤を使ったコーティング加工が本業だが、コロナ禍を受け、門林惣一郎社長(45)が「社会に役立つものを作ろう」と考えた。

 過去に加工で取り扱った薄手のフィルムに着目した。和泉市の「ジーアイジャパン」の藤林強社長(51)、「共和」の友谷健司社長(51)の協力を得て、「くるりんガード」の名称で4月中旬に製品化した。

 これまで和泉市に1300枚、河内長野市に500枚を寄付した。美容室や学習塾、歯科医院から注文も受けている。

 岸和田市は市民病院の受け付けなどで使う予定。門林さんは「6・5グラムと軽く長時間身に着けても疲れない。子ども用もある。さまざまな現場で使ってもらえたら」と話した。(川田惇史)