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 コロナニマケルナ――。久慈工業高校(岩手県野田村)の生徒たちが、校庭にこんな応援メッセージを描いている。岩手では新型コロナウイルスの感染者が確認されていないが、外出自粛で不自由な暮らしを強いられている人たちを励まそうと企画した。

 制作したのは建設環境科環境土木コースの3年生9人。授業で学んだ測量の技術を生かして杭を打ち、ロープを張って文字の外枠を作った。1文字は10メートル四方の大きさで、じょうろで土に水を含ませ、文字を浮かび上がらせている。

 当初、地名の部分は「ニッポン」としていたが、今月8日に「トウキョウ」、15日に「オオサカ」と改めた。各地の県名に変えながら、学校のホームページで公開していく予定だ。

 制作に携わった中村陸さん(17)は「今のところ学校も部活も普段に近い形で生活できているが、特に大変な地域の人たちに見てもらい、元気づけることができたら」と話した。(大西英正)