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 江戸末期創業の倉敷市酒津のしょうゆ製造会社「とら醬油(しょうゆ)」(三宅正記社長)が19日、岡山地裁に民事再生手続きを申し立てた。東京商工リサーチ岡山支店などによると、市場が縮小し売上高の減少が続いていたところに、新型コロナウイルス感染拡大による外食自粛などが追い打ちをかけたという。負債総額は約4億円。

 とら醬油のホームページなどによると、創業は1860(万延元)年。つゆやたれ、ドレッシング、お好みソースなども製造していた。同支店によると、1999年8月期には売上高が6億300万円あった。だが食文化の変化や調味料の多様化でしょうゆ需要が減少。2017年8月期には当期純利益が1951万円の赤字になるなど赤字基調が続いていた。同社側は仕入れ先の調味料・酒類会社「盛田」(名古屋市中区)の支援を受けながら再建を図りたいとしている。(高橋孝二)