天皇、皇后両陛下は20日、お住まいの赤坂御所(東京都港区)で、新型コロナウイルス感染症の治療に当たる医療現場の状況や感染症が心理面に及ぼす影響などについて、日本赤十字社の大塚義治社長(72)らから説明を受けた。

 宮内庁によると、天皇陛下は冒頭、医療従事者への敬意と感謝の気持ちを伝え、「お疲れもいかばかりかと案じていますし、心ない偏見に遭う方もおられると聞き心配しています」と述べた。同社名誉総裁の皇后雅子さまは「皆さんの懸命な医療活動は、多くの患者さんの命を救ってこられたものと思います」とねぎらった。

 大塚社長らによると、雅子さまは、現場の医療従事者の負担を特に心配していた。病院全体で従業員の心のケアに取り組んでいることや、地域住民からの感謝の手紙や声が励みになっていると伝えると、笑顔でうなずいていたという。同社は、新型コロナウイルスの集団感染が起きた大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で活動したほか、感染症がもたらす「不安」や「差別」といった感情から、心の健康を維持する方法をホームページなどで発信してきた。両陛下が、コロナ関連で、専門家から話を聞くのは今回で4回目。天皇陛下は今年4月、初回の説明者となった新型コロナウイルス感染症対策専門家会議副座長の尾身茂氏に対し、「私たち皆がなお一層心を一つにして力を合わせながら、この感染症を抑え込み、現在の難しい状況を乗り越えていくことを心から願っています」と思いを明かしていた。(杉浦達朗、長谷文)

 両陛下がその場で話した内容は…

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