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 プリペイドカードを買いに来た高齢者の詐欺被害を防いだとして福岡県警折尾署は、セブンイレブン岡垣海老津店(岡垣町)店長の松本徹さん(31)に感謝状を贈った。かつて同じような局面で客に声がけしたときの教訓を生かした。

 「カードを探しています」。4月20日午後3時40分ごろ、来店した80代の男性が松本さんに尋ねた。案内すると「グーグルプレイ」のプリペイドカード(9万9千円相当)を手にした。

 松本さんは、巡回で訪ねてきた折尾署員から「プリペイドカード悪用の詐欺に警戒を」と求められたことを思い出した。男性に「何に使うのですか。まさか人にカードの番号を教えるとかではないですか」と聞くと、「そのまさかです」との答えが。詐欺と確信してすぐに110番通報した。

 これは主に高齢者が被害に遭う特殊詐欺のうち「架空料金請求詐欺」だ。電子マネーであるプリペイドカードを購入させ、記載された番号を聞き出し、購入した分のお金をサイト上で使う権利をだまし取る手口だ。警察庁によると、架空料金請求詐欺は今年1~3月に全国で381件あり、約18億5千万円がだまし取られた。

 折尾署によると、男性がインターネットを使っていた時、ウイルス感染を知らせる通知が届いた。通知に記載された番号に電話すると、相手から「ウイルスを排除するため」としてコンビニでプリペイドカードを買うよう指示されたという。男性は、住所やクレジットカードの番号も教えたという。

 松本さんは以前、プリペイドカードを複数回購入した高齢の女性客に声をかけ、使用目的を尋ねた経験がある。「番号を教えないといけない」と答えた女性に「それは詐欺です」と断言した。すると女性は怒って店を出たという。

 松本さんは「もう少し柔らかく話せば聞いてもらえたかも」と悔やむ。だから今回は、やんわりと語りかけた。「教訓を生かせました」

 折尾署によると管内では昨年、…

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