[PR]

 奈良市花芝町のライブハウス「ビバリーヒルズ」が、映画監督の河瀬直美さんやギタリストの押尾コータローさんらのメッセージ入りTシャツを販売している。新型コロナウイルスの影響で休業が続き、ライブハウスの経営が厳しさを増す中、著名人から「奈良の音楽を守ろう」と協力を得たという。

 ビバリーヒルズ代表の坂口照太郎さん(42)が、地元の奈良を中心に関西出身の著名人18人に依頼。俳優の加藤雅也さんやシンガー・ソングライターのBOROさんらの直筆メッセージを六つずつ、黒白赤の3色のTシャツにプリントした。

 坂口さんによると、ビバリーヒルズは2月中旬からライブの延期や中止が出始め、店は2月下旬以降、休業せざるを得なくなった。休業後もライブの延期や中止の連絡や払い戻しの業務に追われた。

 「収入はゼロでも、ライブハウスを維持するための出費は家賃など月約100万円」と坂口さん。「この状況はいつまで続くのだろうと、気持ちはめいる一方でした」

 悩んだ末に始めたのがTシャツなどの販売。「『つぶれそうなんで助けてください』。そうやって頭を下げて支援をお願いすることにしました」と話す。

 Tシャツは31日まで販売予定。毎週日曜日に注文を締め切る受注生産制。価格は1枚5千円(税込み、郵送代は別)。注文はホームページ(http://flower6.jp/別ウインドウで開きます)の「ビバリーヒルズ義援グッズ」のページで。インターネット環境がない場合は電話(0742・26・7444)でも受け付ける。(竹中美貴)