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 総務省が22日発表した4月の消費者物価指数(2015年=100)は、生鮮食品を除く指数が前年同月より0・2%低い101・6だった。指数の下落は2016年12月以来、3年4カ月ぶり。新型コロナウイルスの影響による原油安や外出自粛などで、エネルギー価格や宿泊料などが大きく値下がりしたことが影響した。

 ガソリン価格は前年同月より9・6%、電気代は2・7%下がった。新型コロナの影響は幅広い品目に及び、訪日外国人客の激減で宿泊料は7・7%減、イベント需要が減った切り花は1・9%下がった。一方、マスクは5・4%上昇。上げ幅は先月(4・1%上昇)よりも拡大した。足もとでは品薄感が一部で薄れてきたとされる。

 生鮮野菜は11・2%上昇した。中でもキャベツは5割近く上がっており、総務省は「外出自粛で家庭での需要が高まり、値下げしなくても売れるようになっているようだ」としている。