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 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今夏の第102回全国高校野球選手権大会の中止が決定したことについて、萩生田光一文部科学相は22日の閣議後会見で、「高校球児にとって夢の舞台で、春だけでなく夏も中止となり断腸の思いだ。安全を考慮した結果ですが、練習の成果を発揮する機会さえなく、かける言葉が見つからないほど心が痛みます」と述べた。

 大会を主催する朝日新聞社と日本高校野球連盟は20日、関係者の安全を優先し、戦後では初めて大会の中止を決めた。今年春の第92回選抜高校野球大会(主催・毎日新聞社、同連盟)も中止となった。萩生田文科相は、同じく中止となった全国高校総体(インターハイ)などと同様、高校生が成果を発揮できる地方大会の開催を支援するとし、「地方大会の成績が何らかの証しとなるように、表彰を行うことを考えています」と述べた。(伊藤和行)