拡大する写真・図版大ヒットした漫画「鬼滅の刃」

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 週刊少年ジャンプ連載のマンガ「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」(吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さん作)が完結した。昨年春のアニメ化を機に人気が爆発し、単行本ランキングの上位を独占するほどに。なぜ人は「鬼」の話に魅了されるのか。

椿鬼奴さん「大ファンです」

 少年ジャンプで2016年、「鬼滅の刃」の連載が始まった時からの大ファンです。民放のバラエティー番組に主人公、竈門(かまど)炭治郎(たんじろう)の耳飾りをつけて出演したり、ドラマの中でアニメの主題歌を歌ったりしたこともあります。

 なぜそんな熱烈なファンになったのか、ですか?

拡大する写真・図版お笑い芸人の椿鬼奴さん

 まず炭治郎をはじめ登場する少年・少女たちの個性が魅力的なんです。少年マンガなので「強さ」は重要ですが、強さの描き方がとても多様です。腕力がある、心が強い、「ヘタレ」だけどここぞと言うときに力を発揮できる……。そんな多様な「強さ」が繊細に描かれています。

 私は子どもはいないのですが、自分の子どもたちが成長していく様子を見守っている気持ちで読んでいます。大人の女性のファンが多いと聞きますが、私と同じように「親目線」で楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。

 老若男女に受けているのは、シンプルな成長物語だからでしょう。13歳の炭治郎が家族を鬼に殺される。生き残ったが、半分鬼にされてしまった妹の禰豆子(ねずこ)を人間に戻すために鍛錬を積み、鬼らを倒し続ける。修行や戦いを通じて戦う技術を高めていく。

 一方、敵役の鬼を通して、厳し…

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