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 三重県伊勢市が「伊勢えがおプロジェクト」と題した取り組みを始める。新型コロナウイルスの感染を防ぐため、多くの人たちがふだんからマスクを着用して外出している。日常を取り戻そうと、8月1日号からの市の広報誌で、マスクを外した市民の笑顔の写真を掲載する。

 市広報広聴課によると、取り組みには地元の皇学館大学の学生12人も当面、オンラインで協力する。6月26日まで、自宅でマスクを外し、笑顔を見せる市民の写真を募集する。写真を投稿する際には、笑顔になるために自宅でやっていることを書き添える。

 企画を担当する同課の上嶋昭裕主事(35)は「コロナ禍でマスクが必須となり、相手の表情が分かりにくくなった。市民の笑顔で広報誌に花を咲かせたかった」と狙いを説明する。学生側のリーダーで文学部4年の玉津由梨さん(21)は「コロナ禍で世の中が厳しい状況だからこそ、幸せそうな顔が見たい」と話す。

 2021年に県内で開かれる予定の「三重とこわか国体」にちなみ、2021人分の写真を集めることを目標に掲げる。広報誌への写真掲載は来年3月1日号まで続ける予定だ。(安田琢典)