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 全国の配偶者暴力相談支援センターに4月に寄せられた相談件数は1万3272件(速報値)で、前年同月より約3割増えた。内閣府は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛の要請や休業要請などで生活不安やストレスが強まったことなどが増加の要因とみている。

 橋本聖子・男女共同参画相が22日の閣議後会見で明らかにした。報道機関が繰り返し家庭内暴力の問題を伝え、相談先が被害者に周知されたことも増加した背景にあると指摘した。

 支援センターとは別に4月20日に設けた相談窓口「DV相談プラス」(https://soudanplus.jp/別ウインドウで開きます)にも5月19日までの1カ月間で、計約4400件の相談があった。電話やメールで24時間、チャットでも相談できるもので「経済的に不安になり、夫がいらだつことが多くなって暴力をふるわれている」「在宅勤務が増え、電話中は家の外に出されてしまう」などの声があったという。5月からは10カ国語でも相談を受け付けている。(小野太郎)