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 仙台市中心部・国分町。5月半ばに営業を再開した人気のキャバクラ店「Kingyo」でも、客はふだんの3分の1ほどだ。指名のある予約客に限り、宮城県外からは遠慮してもらう。入り口ではフェースシールドをつけた黒服のスタッフが客の検温をし、テーブルの除菌も欠かさない。客は希望すればフェースシールドを買うこともできる。

 「休業要請解除の一方、県境を越えるな、そうした店にはなるべく行くな、という。アキレス腱(けん)を切られたまま走れ、といわれているようなもの」と、我妻剛史社長(40)。経営する他の2店は閉めたままだ。

 東日本大震災の後、復興景気でにぎわってきた東北随一の歓楽街。華やかさはまだ戻らない。(石橋英昭