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 新型コロナウイルスのPCR検査で「陰性」だったものの、症状などから「感染」と医療機関が診断したケースが、名古屋市で2例あったことが分かった。「陽性」でないため、愛知県内の感染者数にはカウントされていない。担当した医師は「検査は絶対ではなく、臨床的な判断が先だ」と説明している。

 名古屋市立東部医療センターによると、欧州から帰国した30代男性が発熱で3月下旬に入院した。2日連続でPCR検査をしたが、いずれも陰性。だが胸部CT検査でウイルス性肺炎が疑われ、「陽性患者」として対応した。その後、入院5日目に「抗体検査」の結果を参考に「新型コロナ感染」と診断したという。

 4月上旬に入院した20代男性もPCR検査は陰性だったが、症状や胸部CT検査、抗体検査の結果から「感染」と診断した。

 PCR検査が陰性だったことについて、同センターは検体の採取時のエラーのほか、すでにウイルス量が少なくなって検出できない状態だった可能性があるという。同センター感染症科の長谷川千尋部長は「PCR検査は絶対的なものではなく、陰性だったから感染していないというわけではない。患者の症状などから臨床的に診断することが大事だ」と指摘する。

 感染症法では、病原体の検出や…

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