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 秋田県大館市釈迦内の秋田三鶏(さんけい)記念館で、生まれたばかりのヒナが順調に育っている。秋田三鶏は、国天然記念物の比内鶏(ひないどり)と声良鶏(こえよしどり)、県天然記念物の金八鶏(きんぱどり)の総称で、県北の米代川流域で古くから飼われ親しまれてきた。記念館は血統を守るため、秋田三鶏保存会の会員から卵を預かり孵化(ふか)事業を続けている。

 今年は3月30日に最初の作業が始まり、143個の卵をふ卵機に入れた。3週間にわたり有精卵を温め続け、42羽が孵化した。2回目は167個の卵から74羽が生まれた。24日にも卵をふ卵機に入れる予定で、卵は3回分で計400個になる。

 ヒナは1カ月ほどで所有者に戻される。10月の展示会で天然記念物にふさわしい若鶏を選び、台帳に優良鶏として記録。翌年春に優良鶏から最も優秀な鶏を選び、孵化事業の親鶏にするという。

 記念館は秋田三鶏の成鳥も展示…

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