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 新型コロナウイルスによる休校で学校に来られない子どもたちを励まそうと、愛知県豊山町の小中学校の教諭らが、校舎や体育館の窓に応援メッセージを貼り出した。学校再開で登校してくる子どもたちの反応を楽しみにしている。

 同町には四つの小中学校がある。大型連休前の校長会で話し合い、全校で貼り出すことになった。

 347人の児童がいる新栄小学校では、A3の紙を貼り合わせたりしながら1文字ずつカラー印刷し、校舎の窓の内側に並べて貼り付け、外部からメッセージが読めるようにした。

 「ファイト!新栄っ子 元気に会える日を楽しみにしています」と再会を願うものや、「辛(つらい)を幸に」と激励するもの、「手洗いうがいでいい気分」「あけよう!へやのまど ひろげよう!心のまど」と感染防止や健康を促す文言も。20人以上の教職員が文案を考えたり貼り出したりした。桜井利家先生(32)は「会えないし話せないが、自分たちの思いが届けば」と考えながら貼った、と語る。

 春休みも含めて休校は3カ月近く。船橋那奈代先生(40)は「寂しいし心配。どのように家庭で過ごしているのか。元気にしてるかなと思う」、宮城真由美先生(40)は「保護者来校日に児童がちょっと来てくれただけで自分自身も元気になれる。再会を心待ちにしています」と語る。

 当面は分散登校になるが、学校再開は25日に予定されている。小出芳子校長は「子どもたちがいてこその学校。待ってたよ、会えてうれしいよ、また一緒に頑張ろうね、とメッセージと共に伝えたい」と話している。(高原敦)