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 富山市民病院は、25日から初診・紹介患者の外来診療の受け入れを、6月3日から救急患者の受け入れを再開する。新型コロナウイルスの感染拡大でクラスター(感染者集団)が発生し、4月10日から縮小していた機能が元通りになる。

 富山市や同病院が22日、発表した。陽性だった職員と患者計37人のうち、死亡した患者2人を除く全員が、PCR検査でこの日までに陰性と確認されたという。最後の感染者が出たのは今月3日で、石田陽一・市病院事業管理者は「経過観察後の30日までに感染者が出なければ、感染は終息したと考える」と話した。

 同病院は今月19日、第2次救急の輪番や手術も再開した。藤村隆院長は「他の医療施設に負担をかけたことを申し訳なく思う。クラスターに陥らない体制をしっかりつくっていく」と述べた。現在は全ての手術と出産前に、CT検査とPCR検査をしているという。

 また、富山市立富山まちなか病院も6月2日に整形外科の外来診療を再開する。今月7日に内科と外科、13日に眼科、14日に婦人科の外来診療を再開していた。(野田佑介)