三重)「虹色のしあわせ」 曲名に込めた思いとは

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黄澈
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 三重県四日市市橋北地区の人権コンサートで歌われている「虹色のしあわせ」を、橋北地区社会福祉協議会(社協)の人権推進部がCDにした。作詞・作曲したシンガー・ソングライター、花(か)れんさん(44)が曲名に込めた思いとは――。

 橋北地区では2012年から、人権啓発と音楽を組み合わせたコンサートを開いてきた。この催しに出演し続けてきたのが、愛媛県出身で、現在は東京を中心に活動する花れんさんと、夫のピアニスト扇谷研人さん(46)。人権推進部長で自身もジャズトランペットを吹く皆川晴樹さん(67)が都内の会社で働いていたころ、ライブで花れんさんの歌を聴き、交流を続けてきた。「人権を楽しめる形で地域に根付かせたい」と夫妻に出演をお願いした。

 17年には、みんなで歌える四日市の曲の制作を夫妻に依頼。そして、18年1月のコンサートで披露したのが「虹色のしあわせ」だ。花れんさんは、住民が結成した合唱団「温(ぬくもり)」と一緒に歌い、地元中学生の吹奏楽の演奏でも歌った。

 曲づくりの際、花れんさんは…

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