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 もしも子供のころ夢中になった深海魚を、自らの手で見つけられたなら――。そんな憧れから、あるベンチャー企業が遠隔操作で水中を撮影できる「水中ドローン」開発に挑んでいる。

 「FullDepth(フルデプス)」(東京都台東区)は、伊藤昌平社長の趣味が原点だ。筑波大学の工学システム学類の学生時代、「ナガヅエエソ」をテレビ番組で目にした。子供のころ好んで図鑑を見ていた深海魚の一種。ひれを支えに海底に立っているように見えるのが特徴だ。「どうやって撮影しているのか」。そんな疑問は、「自分でも撮影してみたい」という好奇心に変わった。

拡大する写真・図版フルデプスの水中ドローンと伊藤昌平社長=2020年2月6日、東京都台東区

 趣味として水中調査用のロボット開発を始め、2014年に起業。めざしたのは大がかりな機材や調査船がいらない海洋調査だ。「従来の調査では大型の探査機や調査員が必要で、一日1千万円ほどの費用がかかることがある」(伊藤社長)。人の手で持ち運べて、手軽に使える水中調査ロボットを水中ドローンと銘打ち、開発を進めた。

 18年に出来上がった水中ドロ…

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