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 茨城県警桜川署は23日、桜川市真壁町上谷貝の農業大和田照一さん(66)の畑で、22日午後5時から翌23日午前7時までの間に、スイカ約300個(約24万円相当)が盗まれたと発表した。署は窃盗事件とみて調べている。

 大和田さんによると、同日朝、栽培しているビニールハウスに入り、盗難に気づいた。4棟で計約1千個を育てていたが、3分の1ほどがつるから引きちぎられていた。

 盗まれたのは重さ約2・5キロの小玉スイカ。一定の基準をクリアしたものは、「紅(べに)の誘惑」のブランド名で販売価格1千円ほどで流通するという。昨秋から約半年かけて育て、約10日後に収穫を予定していた。

 大和田さんによると、収穫には早すぎるので、甘みが不十分な状態という。「味見もせずに盗む素人のようなやり方。黙って盗まなくても、欲しかったら言ってくれれば少しは食べさせてあげるのに」と話した。(大谷百合絵)