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 新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続く中、サッカーJ1・FC東京の選手らが、今までにない方法で入院中の子どもと触れ合った。ビデオ会議システムを使ったオンラインでの「病院訪問」だ。

 クラブ広報によると、自宅待機中でも、地域住民やファンのためにできることはないかと考えた選手側が提案し、15日に実現した。訪問先は、東京都立小児総合医療センター(府中市)。昨年選手らが直接訪ねた病院だという。

 今回は、主力のDF森重真人とFW永井謙佑、新人のDFバングーナガンデ佳史扶の3選手、元日本代表でOBでもあるクラブスタッフの石川直宏さんの計4人が参加。病室にいる10歳の男児と交流した。

 3選手はユニホーム姿で画面に登場。活動休止中も、チームメートとオンラインでつながりながら自宅で筋力トレーニングしていることを、動きを交えて伝えた。「どうしたら足が速くなれますか」といった男児からの質問に答えるなど40分の会話を楽しんだ。

 昨年も訪問した森重選手は「直接行くよりも、より気軽にコミュニケーションを取れるなとも思った。1年に1回ではなく、回数を増やしてもいいのではないかと思った」と話した。

 FC東京は大型連休中に、選手が登場するネット動画を19本、公式ユーチューブなどで連日生配信した。2月下旬からJ1は中断中だが、試行錯誤しながらファンとつながる活動を続けている。(勝見壮史)