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 1996年にセメント工場が閉鎖するまで、石灰岩の採掘場として栄えた滋賀県多賀町の後谷(うしろだに)集落。今は無人となって朽ち果てたが、元住民で三重県四日市市で設計事務所を営む瀬河(せがわ)英雄さん(78)が「後世に歴史を残したい」と取材を重ね、「消えゆくある小さな山村の歴史」の題名で冊子(A4判86ページ)にした。

 瀬河さんによると、集落は多いときで100人以上が住んだ。採掘場の閉山後は人口が減り続け、12年前には誰もいなくなった。廃虚などが残るだけという。

 瀬河さんは45年の終戦前、フィリピンで戦死した父親の親族を頼って、母親と神戸市から後谷に疎開。地元の小中学校、彦根市の高校を卒業後、就職した四日市市に移り住んだ。

 1級建築士として現場に立つ傍…

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