[PR]

 4月初めに豪州の天文学者が発見報告をし、国内でも観測できるようになってきたスワン彗星(すいせい)を、大分市の日本天文学会員、柏木周二さん(67)が今月14日未明に撮影した。明るい点のような光から、うっすらと尾が伸びている。

 宮崎県延岡市の鏡山山頂付近から口径25センチの天体望遠鏡を使って撮影した。東の低空にあり、見られる時間帯も明け方近くのため、4月から数回挑んでようやく撮影できたという。

 国立天文台天文情報センターによると、スワン彗星は南半球だと見えやすい。国内でも4月中旬くらいから次第に見えるようになった。太陽に近づいているため明るさが増してきており、5月下旬から6月上旬ごろまでは日没後の北西の低空に姿を現すという。(寿柳聡)