種目減らし競技中以外はマスク 感染ゼロの岩手で運動会

新型コロナウイルス

大西英正
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 春の運動会シーズンを迎えるなか、新型コロナウイルスの影響で開くかどうか判断が分かれている。開催を決めた学校では、種目を減らすなど感染対策を徹底した上で臨んだ。

 24日に開かれた岩手県雫石町の雫石小学校の運動会。好天に恵まれ、子どもたちは元気いっぱいに体を動かした。感染対策として種目を減らして午前中のみの開催とし、競技中以外は児童にマスクを着用させるなどした。

 6年生の佐々木萌夏さん(11)は「学校にも行けない地域もある。最後の学年で運動会をできて良かった」と笑顔を見せた。雫石町の作山雅宏教育長は「子どもの安全が第一。各校が保護者と話し合って開催するかどうか決めている」としている。

 盛岡市教委は1学期に実施しないよう4月21日付で市内の小中学校に通知を出した。一関市教委は各学校長の判断とし、中止を決めた学校もある。宮古市教委は4月21日付で5月の実施を見合わせるよう指示している。(大西英正)

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