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 関西の鉄道各社が投資家向けに社債を発行するなど資金調達を急いでいる。新型コロナウイルスによる外出自粛などで利用者が激減し、売り上げが落ち込んだため。便数を減らすといったコスト改善も進めるが、すぐには利用客の回復は見込めず、この先の財務状況の悪化を避けたい考えだ。

拡大する写真・図版JR西日本が運行する山陽新幹線「N700系」=同社提供

 JR西日本は21日、1900億円の社債を発行した。1回の発行規模としては同社で過去最大という。

 同社では2月以降、乗車率が1割に満たない新幹線が相次ぐなど利用者が急減。2020年1~3月期は運輸収入が前年同期に比べて371億円減少し、本業のもうけを示す営業損益が305億円の赤字(前年同期は171億円の黒字)となった。財務にも影響が及び、3月末時点の現金残高は約800億円で前年よりも4割減った。利用者の減少に歯止めがかかっておらず、4月の運輸収入は前年同月比76%減で、3月よりも減少幅が広がった。

拡大する写真・図版JR西日本の車両内で、抗菌効果を発揮する溶液を噴霧する作業員=2020年5月22日午前、大阪市城東区、西岡臣撮影

 こうした厳しい経営環境から、同社は社債を発行することにした。返済期限は3~50年で、金利は年0・020~1・031%。社債で得た資金は、20年度中に返済期限を迎える社債や借入金の返済にあてる。

拡大する写真・図版関西空港と大阪市内などを結ぶJR西日本の特急「はるか」=同社提供

 同社はほかにも3、4月に短期…

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