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 鉄道復旧は断念――。3年前の九州北部豪雨で被災し不通となっているJR日田彦山線をめぐり、小川洋・福岡県知事が初めて東峰村で説明会を開いた。だが、方針を繰り返すだけの内容に、鉄道の復旧を望んできた村民たちからは失望と反発の声が相次いだ。

 「力及ばず申し訳ない」。会の冒頭であいさつした小川知事は、約100人の参加者を前にわびた。大分県が鉄道復旧の意向がないこと、鉄道復旧には東峰村を含む3自治体に費用負担が生じることなどをあげて「壁は厚かった」と釈明。そのうえで不通区間のうち彦山(福岡県添田町)―宝珠山(東峰村)を専用道で結ぶバス高速輸送システム(BRT)案を説明し、「定時性を実現し、すばらしい沿線の風景もみられる」と強調。観光振興などへの財政支援も約束して理解を求めた。

 住民からは知事の姿勢を問う声が相次いだ。大行司駅のすぐそばに住む樋口朗さん(70)=同村宝珠山=は「いまごろ説明会とは。村民にとって鉄道がなくなることは死刑宣告と同じ。死刑宣告してから、思い残すことはないかと聞いているだけだ」。

 樋口さんはこの日のために、前…

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